2009年3月26日木曜日

MYSQL for DB2 i

MySQL Storage Engine ibmdb2i

MySQLのストレージエンジンで、「ibmdb2i」のベータ版が公式サイトで、発表されていた。この「 ibmdb2i Storage Engine 」は、IBM i(AS/400)上にあるDB2のテーブルとMySQL上のテーブルをつなぐ架け橋だ。
例えばオープン系プログラマーは、MySQL上の「CUSTOMER」というテーブルに大して、顧客レコードを追加する。レガシー系プログラマーは、DB2上の「CUSTOMER」というテーブルにアクセスすると、MySQL側で作成された、顧客レコードを参照することが出来る。
実装レベルでは、MySQL側にテーブルがあって、DB2にもテーブルがあって同期をとっているのか?実態は1つで、どちらかが仮想テーブルなのかは?今のところわからない。なんせ、まだ英語のページ(http://solutions.mysql.com/engines/ibm_db2_storage_engine.html)しか見つからなかったんで。
これは、レガシー系で既存のテーブルが存在しているケースに、オープン系でも利用する際に、データの一元化が出来そうだ。但し、今のところは、既存ファイルに対しては、「ibmdb2iを適用できないので、MySQL側に作成してから、DB2のデータをコピーする必要がある。逆に既存のテーブルがMySQLで「innodb myisam」の場合は、「ibmdb2i」に変更することは容易だ。

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