2009年5月19日火曜日

無料クラウドでGrailsを動かす




以前JGGUGのコミュニティでお会いした方が、書かれた記事を参考に自分も、Grailsをクラウド上で動かしてみました。 (GAE/Jも、SDKは落としてあるんで、時間があったら早く試してみたいです。)
参考「Java/GrailsのWebアプリを無料クラウド環境で動かす」

■無料クラウドの登録
「Morph AppSpace」という、PaaSを提供しているサイトに行き、サインアップを行います。
@IT記事の方に丁寧に書かれているので、英語がチョット( ´_ゝ`)∂゛な自分でも簡単に登録が出来ました。





登録完了後、アクティベーションをする為のURLを貼り付けたメールが直ぐ来て、サイトへ行けば登録完了です。


■Subscriptionの登録とデータベースの作成
「New Subscription」のボタンを押すと登録画面へ移ります。ここで実行環境やドメインの設定を行います。実行環境には”Rails,Java,PHP”が選べて、データベースは”MySQL,PostgreSQL”が選べました。
リソースは、「Cube」という単位で、1Cubeだとフリーで扱えるようです。
(ちなみにJavaの開発環境は「JDK 1.5 or lower must be installed on your system」と書いてあったので、1.5以下が良いのかもしれません。自分は1.6jdkとGrails1.1で今回試しました。)



作成したら「Manage」ボタンで管理画面に移動します。管理画面の真ん中ぐらいに「Database」タブが有るので、Createをします。
右上のShowボタンを押すとデータベースの詳細が表示されます。







■Grailsの変更
DataSource.groovyに先ほどのデータベースの情報を記述します。今回はprod環境を前提にしています。







コマンドラインで「grails install-templates」をします。すると「project_home/src/templates/war」に”web.xml”が作成されるので、以下の様に追加します。







■アプリのデプロイ
アプリをデプロイする為に、管理画面の「Java Tools for Morph AppSpace Deployment」から、"Property File"とビルド用の"jar File"か"Ant plugin"の何れかをダウンロードします。自分は今回antでやりました。







自分の場合は、ダウンロードしたプラグインをEclipseに設定しました。
「eclipse_home/plugins/org.apache.ant_1.7.0.~/lib」にプラグインをコピー。
「設定Ant」→「ランタイム」→「外部JARの追加」で先ほどのプラグインを追加します。







デプロイ用のbuild.xmlを以下の様に作成します。
プロパティファイルやWARの場所は、適宜変えて下さい。 ここでのusername,passwordはアカウントのユーザー・パスワードです。







Antの実行。結果確認。













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